事故後の流れと対処法
交通事故に遭ったら
身体の痛み、違和感は放置すると大変な事になります
レントゲンで異常が無いからと不調を放っておくと、体調が天気に左右されたり、事故前の様に日常生活を送れなくなったりと、どんどん症状が悪化してしまいます。
そうならない為にも、出来るだけ初期に治療を受けることが大切です!
事故後のダメージには全身治療が効果的です
むち打ちは、痛みのある首だけの問題とお思いではありませんか?
実は、思いもよらない身体の箇所にダメージがある場合も多いのです。
例えば、腰を打ったりぶつけたりしていないのに、何故か腰が痛く治らないという場合、骨盤に歪みが生じているために、むち打ちが解消しないという例もあります。
骨盤は身体の土台となる大切な部分で、歪みがあると、身体の様々な箇所に異常をきたしてしまう事があり、事故で腰を打撲した場合も、打撲をかばい膝に負荷かかり、痛みが出てきたなど、事故後の痛みは身体の様々な部分にダメージを受ける場合があります。
むち打ちが原因で腰痛になる場合も多く、これは背骨の中の脊髄液に生じた変化が原因で腰に影響が及んでいることにあります。
整骨院ではこの事を良く理解したうえで、身体の状態を良く見極め全身のバランスを整えていく治療を行っていきます。
身体全体のバランスが崩れたままだと、数ヵ月後~数年後に頭痛や倦怠感などの身体の不調に悩まされることになったり、後遺症に苦しむ方が多いです。
治療期間が長くなり過ぎたり、数年後に症状が出ても、自賠責保険適用での治療が不可となってしまいます。
身体の不調に加え、保障がされないという精神的不安で苦しむ事を避けるためにも、むち打ち、倦怠感などの身体の不調でお困りの方は、お身体のバランスを整え、事故でのご相談にも対応できる私たちに、ぜひ一度ご相談、ご来院下さい。
事故に遭ったときは
1.事故現場でそのまま損害賠償の話を行わない
示談交渉は治療が全て終了し、かかった費用の総額がハッキリしてから行ってください。実際、どの程度の費用が後に必要かなど事故直後にわかるわけがありません。
そのため、簡単にその場で署名や捺印をしたり、示談書や念書などを書くなどは絶対に行ってはいけません。
事故の規模に関係なく、事故に遭ったらすぐに警察を呼び、後の解決は必ず当人同士でなく保険会社などの専門家にお願いするようにしてください。
2.交通事故後は病院での精密検査を受けることが大切です
事故直後は、興奮状態になったり、心が不安定になったりと脳がうまく働かず、ケガの痛みや見た目のダメージが無いからと症状に気付かず、大丈夫と思ってしまう場合があります。
しかし、事故後何日か経ってから首の痛みや、腰に違和感が出てくる事も多いです。
事故後どこにも受診せず、放置してしまうのは非常に危険です。
取り返しがつかなくなる前に一度当院へご相談下さい。親身になってくださる良い病院選びもサポートいたします。
交通事故に遭ったらまずご自分で軽い症状だと思われても必ず病院を受診しレントゲン等の検査を行ってください。
3.交通事故に遭ったら保険会社に連絡しましょう
交通事故に遭ったら、加害者も被害者もすぐに保険会社に連絡することが大事です。
保険会社への連絡が遅れてしまうと補償が受けられなくなってしまうこともあるので気を付けましょう。
また、事故当初に通った病院から保険会社に断りもなく他の病院に転院した場合、保険金が支払われなくなってしまう事もあるので、必ず保険会社に連絡しましょう。
保険会社とのコミュニケーションは大切にし、些細なことでも「ホウレンソウ」報告、連絡、相談を忘れないようにして下さい。
4.必ず、警察に連絡して下さい
交通事故証明は、事故後に警察に届け出ることで初めて発行されます。
交通事故証明は保険会社に保険金を請求する際に必要で、他にも損害賠償や慰謝料請求など様々な所で必要とされます。
加害者の中には時々これを届け出ない方もおりますが、加害者は届け出を行う義務があります。
交通事故を起こしてしまったら必ず届け出るようにして下さい。
これを示談や一般的な物損事故として済ませてしまうと、後で治療費の請求を行えなくなる事もあるので気をつけましょう。
5.加害者の所在確認も忘れずにしましょう
加害者に関する情報も忘れずに収集しましょう。
・氏名
・電話番号
・車種、ナンバー
・住所
・会社の住所、電話番号
などは最低限控えておくことが必要です。
また、免許証や自賠責保険など携帯カメラで撮っておくと便利です。
6.領収書などの書類の保管は厳重にして下さい
事故後、通院で利用したタクシーなどの交通費や病院代の領収書は後で請求することが出来るので必ず取っておきましょう。
事故関係の書類が発生したら、ある一定期間は必ず保管しておくようにしましょう。
7.目撃者の連絡先を聞いておく事も大切です
交通事故直後の目撃証言は、示談の行方を左右すると言っても過言ではない位とても重要な役割をします。
まず、事故を起こしてしまったら加害者の場合は被害者の救助が一番大切ですが、
その後に目撃者がいた場合はできるだけ目撃者と連絡先などを交換するようにしましょう。
当事者はパニックになっていますが目撃者は冷静に見ている場合があります。また、事故現場も記録に残しておくことを忘れないで下さい。
現場を携帯カメラや動画であらゆる角度から撮影しておくと後々の曖昧な記憶よりも効果があります。事故後は慌てず、情報はできるだけ多く残すようにしましょう。